転職で狙う業界、避ける業界

自分のやりたいことや夢がない人は、転職には向いていません。ですが、早く転職をしたいという人も多いのではないでしょうか。

新しいことにチャレンジすると、意外にも興味を持つということも大いにあり得ます。まずは転職して新しい職場で夢を持つことにかけてみるのはいかがでしょう?

では、どんな業界が良いでしょうか。業界として廃れていないところがお勧めです。伸びている業界はAIなどの人工知能、NFTといった暗号資産などですね。ですが、人気の業界でそこに未経験から入り込むのは至難の業です。私もチャンスがあれば入り込みたいくらいです。

未経験でも入りやすい業界はITサービスです。具体的には、WEB制作の会社、WEBサービスを運営する会社などがあります。コロナ禍ではチャットボットの会社も人気があるようです。

IT業界カオスマップを公表しているサイトがありますので、確認してみると良いと思います。

【2022年版】注目業界の最新カオスマップ22選。ITスタートアップから読み解く日本のこれから(出典:Workship MAGAZINE(ワークシップマガジン))

なお、ここで注意が必要です。選ぶ会社はBtoCではなく、BtoBの会社にします。その理由としては、基本的にBtoCは単価が安く、売り上げを上げるために多くの利用者獲得が必要なためです。

例えばスマホのゲームアプリを作っている会社はBtoCです。ゲーム利用者1万人、課金者2割(=2000人)、平均単価月800円とした場合、売上は1,600,000円です。AppStoreやGoogleプレイなどは手数料が15~30%と高いため、実質売上となるのは1,120,000万円ほど。ゲームを5人で作っているとすれば、1人当たりの売り上げは224,000円です。技術職で1ヶ月分のお給料としてはかなり安いです。売上をあげるためにプラスにできるところは利用者数になります。課金者数や平均単価も増やせますが、大きく増やすことは難しいです。またゲーム制作者の数を減らすと、リリースまでの工数や、その後の保守にも影響が出る可能性があります。

一方で、BtoBの場合は、顧客1件獲得できれば、数十万から数百万の売り上げがあがります。もちろん提供している製品やサービスにもよりますが、BtoCよりも大きな売上が期待できます。

IT業界の中でもさらに細かい業界のことが知りたい場合は解説していくので、教えてくださいね。